バックナンバー
2010年1月9日発行
私ときもの
今回のゲストは、女優・名取裕子さん。テレビに映画、舞台にと活躍する名取さんは、和服への造詣も深く、“気負わず楽に手を抜いて、しかも美しく”が着こなしのモットー。「女性はある程度の年代になると、洋服よりもきもののほうが絶対に似合う」と言います。 今回は、本塩沢と琉球絣をお召しいただきました。
季節の帯10選「蝶」
季節にちなんだ帯を毎号、編集部が厳選してお届けする「季節の帯10選」。今回のテーマは“蝶”。形がやさしく可憐な舞い姿の蝶は古くからさまざまに文様 化されてきました。花の咲き誇る春はひときわ蝶の存在が艶やかさを添えてくれます。今回はそんな“蝶”をモチーフにした帯の数々をお楽しみください。
特集「塩沢紬を知って塩沢紬を着こなす」
やわらかな風合いが魅力の「塩沢紬」。結城紬、大島紬と並び三大紬と呼ばれる塩沢紬の絣模様、本塩沢、夏塩沢の魅力。春のお出かけにも役立つ、シーン別の着こなしを提案します。
きもの着回し術
帯や小物のコーディネートを変えることでさまざまな着こなしを提案。「コーディネートの参考になるので嬉しい!」と読者からも人気のコーナー。読者モデルの方が、ご自身の装いで登場します。
美しい和顔
きものを着たときのヘア&メイクは悩みどころ。今回はショートヘアの読者モデルが、ヘアアーティスト橋本靖男さんの手腕によって華麗に変身します。実践しやすく解説されたポイントもぜひ参考にしてください。
至巧のつくりびとを訪ねて
「琉球紅型 知念貞男」
琉球王朝の栄華とともに花開いた「琉球紅型」。おおらかで鮮やかな色彩の染めの技術は、琉球紅型宗家に受け継がれています。今回は宗家のひとつ、知念家八代目の知念貞男さんから、伝統を守り伝えつつ、独特の世界を作り出している思いを伺いました。
男の着姿
日本屈指のイタリア料理のシェフ・日高良実さん。子どもの時以来というきもの姿に緊張しながらも、博多織のきものに袖を通していただきました。その着姿は、見栄えもよく風格が漂うほど。きものを着る喜びを発見されたようです。