着付け方によっては省けるものもあります。
※その他教室や講師によって不要だったり代替品がある場合があります。
下着類
和装スリップ
和装スリップはきものを着る際に下着として着用する、肌襦袢と裾よけが一体となった肌着です。さまざまな素材や形があり、季節や用途によって使い分けます。
和装ブラジャー
和装専用ブラジャーで、胸のボリュームをつぶしボディの太さを一定にする役割があります。 和装の胸元がきれいに見える鳩胸を作れるようになっています。
腰パッド
ウエストのくびれや背中の反りを補整し、帯をきれいに締めやすい体型を作ります。
足袋
和装の靴下です。鼻緒を挟んで履くために親指が分かれています。
半衿
汚れ防止のために長襦袢の衿にかける布のことです。お洒落を楽しむポイントでもあり、刺繍入りなど様々なものがあります。
着付け小物類
えもん抜き
えもん抜きの着崩れ防止に使うアイテムです。半衿と一緒に襦袢の地衿に縫い付けて使用します。
衿芯
襦袢に縫い付けた半衿と地衿の間に差し込んで使用します。衿が綺麗に整います。
クリップ
主に、着付けの時に背中心をあわせるのに使います。その他、帯を締める時の仮止めにも使います。
紐類
腰紐
着付け時に腰に締める紐のこと。おはしょりを作ったり、衿をおさえる胸紐としても使います。
腰ベルト(ウエストベルト)
腰紐のかわりに使うゴム製のベルト。普通の腰紐と違い伸縮性があるため、きつく締めなくてもフィット感があり、フックで引っ掛けて止めるため結び目がゴロゴロしないメリットがあります。
和装締め
胸紐のかわりになるゴム製のベルトで、片側にクリップ、もう一方が留め具になっている2本組。それぞれを衿に挟んで後ろでクロスさせて、前で留め具で固定します。幅広のゴムで抑えるため、強く締めなくても衿元がずれにくくなります。
コーリンベルト
両側にクリップのついた長さ調整が可能なゴムのベルト。きものの衿先に留めて衿合わせを固定して整え、着崩れを防ぐ着付けの補助具です。襦袢にもきものにも使えます。
伊達締め
帯状の幅の広い紐で、衿合わせやおはしょりをおさえて、着崩れを防ぐ和装アイテムです。布製のほかにゴムタイプやメッシュタイプとさまざまな種類があります。
前板
帯を締める時に体の前側につけて、帯のシワができるのを防ぐ板状のアイテムです。ベルトが付いているものと付いていないものがあります。ベルトがあるものは伊達締めの上から胴体に巻き、その上から帯を締めます。ベルトがないものは帯の一巻き目と二巻目の間に挟んで使います。大きさ、素材ともに様々なものがあります。
帯枕
帯結びの形を綺麗に作るための土台です。大きい・厚い帯枕ではお太鼓の帯山が高くなり、華やか・豪華な印象になります。小さい・薄めの帯枕ではお太鼓の帯山が小さくなり、落ち着いた・カジュアルな印象になります。主に紐タイプ・ガーゼタイプがあります。
きもの類
きもの
和服。主に長着のこと。
長襦袢
きものの下に着る下着。半衿をつけて着用します。
帯
きものを着る時に腰に巻いてきものをとめる長い布。
帯揚げ
帯の上部に飾る布のこと。帯枕を包み整えるために使います。
帯締め
帯の中央に巻いて帯を固定する紐。
草履
和装の履物。平らな台に鼻緒がすげてあるもの。
扇子
あおいで涼むための道具。和装ではコーディネートの小物として帯にさしたり、正装時には「末広」とよばれる扇が必需品です。