今回のテーマは「草履のお手入れ」。
「履いた後は何をしたらいい?」「干し方のコツ」などなど。特に「左右を交互に履き替える方法」、目から鱗かもしれませんよ!
お出かけ後はすぐに汚れを落としましょう
お出かけに履いていった草履は、帰ったらすぐに表面の埃を落とします。乾いた布で全体を拭き、泥はね等の汚れがあれば、濡れた布で拭き取ってください。
特に鼻緒の付け根や側面は汚れやすいので、よく見てくださいね。
水濡れ注意!陰干しをしっかり
そのあとは、草履を干して湿気を取り除いてください。干す時は、草履の底を表に向けて風通しの良いところで、陰干ししてください。直射日光に当てると、変形や劣化の原因になります。
草履もきものと同じで、水気をとても嫌がります。水濡れは、接着面の剥がれの原因になったり、カビの発生の元となります。できれば数日干しても良いでしょう。
かかとゴムの交換、お早めに
また、草履を使用する上で気にかけていただきたいのは、かかとゴムの交換時期です。かかとゴムがすり減って、本体の底が傷んでしまうと、修理が難しくなります。
かかとゴムがギリギリまですり減って底が傷んでしまわないうちに、早め早めに交換するようにしてくださいね。
かかとのすり減りを軽減させる裏ワザ
かかとゴムを長持ちさせるための工夫として、毎回のお出かけで左右を履き替えると良いのですが、ついつい忘れてしまったり、前回どちらを履いたか分からなくなったりしますよね。
そこで、お出かけの行きと帰りで左右を交換するように習慣付ければ、うっかり忘れを防げます。そのようにすればすり減り方を左右均等に保てるので、履物を長持ちさせることができます。
ほなおおきに(^▽^)次回もお楽しみに~!