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キモノえみちゃんねる♪ vol.14【帯の折りシワ】お太鼓にシワが入らないたたみ方をご紹介!

vol.14【帯の折りシワ】お太鼓にシワが入らないたたみ方をご紹介!
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きもののお手入れに携わって50年(60年?)のプロフェッショナル・えみちゃんがお手入れから和装全般についてわかりやすく説明する動画「えみちゃんねる」。
今回は「帯の折りシワ」について。「お太鼓についたシワがとれない!」と困ってしまう前に、確認しておく方法もご紹介しています。

気になる帯の折りシワ、畳み方が肝心!

日ごろよりお客様から、着用後のメンテナンスについてのお問い合わせもたくさんいただきます。その中でも最近は、「帯に折りシワがついてしまった」というご相談が増えてきています。
帯もきものも、きちんと折り目を揃えないと、目立つシワがついてしまいます。
特に帯は、お太鼓などの大事な部分に、折り目が来ないような畳み方をする必要があります。

帯の畳み方、間違ってませんか?

着用後の帯は、購入時の新品の時と同じ折り位置で毎回畳むことが基本です。
インターネットなどで検索すると「手先を20㎝ほど折り返して八つ畳みしましょう」と書かれていることがよくありますが、帯を結ぶ方の体型にもよりますし、帯の長さも千差万別ですので、一概に正しいとは言えません。

折り目の位置を確認しましょう

一番大事なことは、ご自身のお太鼓の位置と前腹の位置に折り目が来ないことを確認することです。お持ちの帯を畳んだ時の折り目の位置を確認してみましょう。
お太鼓と前腹それぞれの中心が、折った時にどの位置に来るかを見てください。全通柄の場合は、帯を結んだ時に目印をつけておくと分かりやすいです。
目印が折り線にかかっているようであれば、その部分だけずらして畳むようにしましょう。このように一度確認さえしてしまえば、安心して畳めますね。

手先にするのは片端だけ

よくあることですが、両面使える帯などの場合に両端とも手先にしてしまう方がいらっしゃいます。そうすると当然、お太鼓に縦の折り線が入ってしまいます。
一度手先として結んだら、毎回同じ端だけを手先として使うようにしてくださいね。

繊細な帯の保管には和紙を

また保管時には、金糸・銀糸・箔・刺繍などの繊細な部分には、和紙を当てて保護してあげるようにしましょう。

ほなおおきに(^▽^)次回もお楽しみに~!

動画で解説〜【帯の折りシワ】お太鼓にシワが入らないたたみ方をご紹介!〜