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キモノえみちゃんねる♪ vol.11【夏のきものの変色について】紫外線・防虫剤に注意

vol.11【夏のきものの変色について】紫外線・防虫剤に注意
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きもののお手入れに携わって50年(60年?)のプロフェッショナル・えみちゃんがお手入れから和装全般についてわかりやすく説明する動画「えみちゃんねる」。
第11回は、「夏のきものの変色について」のお話です。お肌にはUV対策をバッチリしているけれど、実はきものにも紫外線は大敵って知ってましたか?
そして、きものの保管に使う防虫剤の使い方にも注意が必要ですよ。ぜひご覧ください。

紫外線が「きものヤケ」の原因に!

夏は日差しが強くなると同時に、紫外線が強くなります。この紫外線がきものを変色させる原因の一つになるのです。一般的に「きものがヤケる」と言われるのが紫外線による変色。きものを長時間日光に当てると、紫外線によって染料が退色しやすくなり、変色を起こします。できる限り日傘を差したり、日陰に入ったりするなど、きものに直射日光が当たらないように気を付けましょう。

「汗×紫外線」の組み合わせは、きものに大ダメージ!

また、汗が付着した状態で紫外線を受けると、著しい変色が発生する場合があります。汗が付着したきものをそのまま放置せず、できるだけ早く専門家に汗抜きに出してください。

防虫剤の同時併用は厳禁!

季節問わず、防虫剤にも気を付けましょう。防虫剤は単体では問題ありませんが、2種類以上の防虫剤を併用することによって、発生するガスの成分が混ざり、色ヤケや変色が起こることがあります。
またガスによる問題のほかに、防虫剤が変質して液状になり、シミや変色の原因になることもありますのでご注意ください。

ほなおおきに(^▽^)次回もお楽しみに~!

動画で解説〜【夏のきものの変色について】紫外線・防虫剤に注意〜