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キモノえみちゃんねる♪ vol.5【帯と小物】帯を新しく下ろすとき・小物のお手入れなど

vol.5【帯と小物】帯を新しく下ろすとき・小物のお手入れなど
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きもののお手入れに携わって50年(60年?)のプロフェッショナル・えみちゃんがお手入れから和装全般についてわかりやすく説明する動画「えみちゃんねる」。
第5回は、「帯と小物」。
帯の種類や新しく帯を下ろす時に気を付けたい大事なポイント、小物のお手入れなど盛りだくさんです。

帯の種類

帯には、袋帯・名古屋帯・半巾帯などがあります。昔は袋帯は正装用、名古屋帯はカジュアル用とされてきましたが、現在は袋帯の形が主流になっています。
色や柄によって、正装用・カジュアル用に分けられ、両方共に使えるような帯もあります。

最初が肝心!帯の下ろし方・畳み方

新しい帯を下ろすとき、特に全通(帯全体に柄がついているもの)の帯は、手先・垂れ先を間違わないようにしてください。
一度手先として使ったら、その後は同じ端を手先として使うようにしてください。両端を手先として使うと、帯の端から端まで真ん中に折り目が付いてしまいます。
着用した時にお太鼓や前の部分に折り目が見えてしまうのは、帯の畳み方が原因です。着用時に折り目が見えてしまわないように、折り目の位置に気を付けて畳んでください。
「折り目のしわを直してほしい」というご依頼がありますが、帯の種類や状態によって完全に取れない場合もありますのでご注意ください。

帯のお手入れ

着用後、帯に体温の温かみが残っているうちにシワを叩いて伸ばしてください。そして裏を上にして、陰干しをしてください。

小物(帯揚げ・帯締め・草履)のお手入れ

まずは帯揚げです。帯と同様、温もりが残っているうちに叩いてシワを伸ばしてください。汗を含むとシワが伸びませんので、その場合はアイロンを掛けてください。中温にして当て布無しで大丈夫です。
次に帯締めです。糸束の房がついている場合は、紙でくるんで保管してください。変なクセが付かないようにするためです。
草履のお手入れは、柔らかい布で泥や埃をはたき、裏を上にして干してください。

ほなおおきに(^▽^)次回もお楽しみに~!

動画で解説〜【帯と小物】帯を新しく下ろすとき・小物のお手入れなど〜