きもののお手入れに携わって50年(60年?)のプロフェッショナル・えみちゃんがお手入れから和装全般についてわかりやすく説明する動画「えみちゃんねる」。
第4回は、「長襦袢のお手入れ」。特に半衿についてお話しします。
第4回は、「長襦袢のお手入れ」。特に半衿についてお話しします。
長襦袢のお手入れ
長襦袢もきものと同様に、着用後はすぐにハンガーに掛け、風通しの良いところに置きましょう。きものより汗や汚れがたくさん付いています。
半衿のお洗濯
半衿は外してお洗濯するのはご存じだと思いますが、素材によってやり方が変わってきます。
素材がポリエステルの場合は、洗濯機で洗っても大丈夫。
正絹の半襟や刺繍・飾り物がついている場合は、手洗いしてください。洗ったあとは、タオルに挟んで押して水気を取ってください。
どの素材も、水気を取ったらすぐにアイロンを掛け、その後乾くまで干してください。そうすることで小ジワが無くピーンと仕上がります。
半衿の交換のタイミング
半衿の交換は、「着用するたびに交換される方」「何度も使用される方」と人によってさまざまです。汚れは時間が経つと定着し、“汚れヤケ“に変わっていきます。そうなると、きものの地襟の方にまで汚れが広がっていきます。できるだけ早く交換してください。
半衿の付け方
本来は丁寧に付けるものなのでしょうが、お手入れを考えると簡単に取り外しができるようにざっくりとした取り付けでいいと思います。半衿はこまめにお手入れしましょうね。
ほなおおきに(^▽^)次回もお楽しみに~!