初めはくじけそうになりながらも、生徒さんが「毎週、教室にくること」「教室が楽しいね」と言っていただけること、それが今一番の楽しみです。そして、学ぶことの楽しさを通して日に日に「美しい着姿」へと変身する、笑顔の生徒さんを見ると嬉しさでいっぱいになります。
着付けというのは、きものを着たり、帯を結んだり、何か難しいように感じられるかもしれませんが、難しいことをいかに簡単に教えるか、それが講師の私たちのテーマですね。
きものを着ると幸せな気分になります。お出かけしたくなります。譲り受けたきものは、想いも一緒に楽しみ、一目惚れしたきものは、心が弾みます。所作が変わり、気持ちも変わり、楽しくなります。着付けの講師になろうと思ったのは、この想いを、一人でも多くの人に伝えたいと思ったから。ぜひきものを楽しんでほしいです。
「きものを着ると心が弾む」この想いを多くの人に伝えたい
福岡局呰上講師
琴、三絃の師範、未生流教授の資格など和文化に対しても幅広い教養を誇る実力派。