幻の国産蚕「太平長安」の飼育から順調に進み、9月からは京都丹後にて白生地の製織に入っています。
その白生地を染めて作られる反物は、来年2月頃にきものや帯として仕立て上がる予定です。
そこで、きものや帯の完成に先駆けて「ブランド名」を募集します。
今回の「Reborn The Silk プロジェクト」の集大成となる特別なブランドにふさわしいネーミングをぜひお寄せください。
採用された方には賞金をご用意しています。
●応募概要
[期間]2023年10月18日〜11月30日23:59
[賞金]採用者1名に10万円
※高校生以下の方の作品が選ばれた場合、10万円分の商品券にかえさせていただきます。
※同一作品が複数の場合は、賞金を按分します。
[応募方法]
専用の応募フォームに必須事項を入力の上、ご応募ください
受け付けは終了しました
[発表・賞品発送]
・採用者には2023年12月頃に直接通知するほか、日本和装ホームページ等で発表するとともに、報道機関へ情報提供します。
・賞金は源泉徴収後の金額をご指定の銀行口座(国内に限る)にお振り込みをさせていただきます。
[注意事項]
・応募作品は、自作、未発表で、第三者が有する著作権等の権利を侵害しないものに限ります。なお、この規定に違反していることが判明した場合には、発表後であっても採用を取り消します。
・採用作品の著作権、商標権を始めとした一切の権利は、主催者に帰属します。また採用作品の応募者は、採用作品に関して、著作者人格権を行使しないものとします。
・未成年の方は、必ず親権者などの同意を得た上で応募してください。
・反社会的勢力に関係すると認められた場合には、応募から除外するものとします。
[個人情報の取り扱いについて]
採用作品につきましては、発表のために作者名・都道府県を公表させていただきます。また応募された方へは日本和装から着付け教室のご案内をさせていただく場合がございます。
その他の個人情報の取り扱いについては「個人情報の取扱いについて」をご参照ください。個人情報の開示に関するお問い合わせは、お客様相談室(フリーダイヤル0120-154-829:室長)にて承ります。
●Reborn The Silk プロジェクト
日本和装が約1年間にわたって蚕の飼育から製糸、製織、染色等を経て反物を作り、きものや帯に仕立てるまでを行うプロジェクト。大切な伝統技術や文化の継承のために国内の養蚕業を支援する一助になればという想いで取り組んでいます。初年度の今年は4万頭もの「太平長安」の卵を孵化させることからスタートしました。
●太平長安について
富岡製糸場全盛期の名産品種として国内はもちろん、世界中から高い評価を受けた蚕。現代では幻の蚕となり、貴重な卵は大日本蚕糸会に引き継がれて維持保存されています。太平長安の蚕が紡ぎ出す生糸には上品な光沢感があり、ハリと軽さを併せ持つ美しい生地になるといわれています
●これまでの経緯
5月 大日本蚕糸会で維持保存されていた4万頭の蚕の卵を孵化(初年度発注分) →くわしくはこちら
6月 長野県の養蚕農家で養蚕開始 →くわしくはこちら
7月 日本で唯一「手挽き」を行う長野県の宮坂製糸所で生糸作り
社長の道面義雄も手挽きにチャレンジ。
「難しい!」と悪戦苦闘しながら、なんとか成功しました。
【今後のスケジュール(予定)】
2023年9月 生糸を使って京都丹後で白生地を製織
2023年12月 白生地を染めて反物に
2024年2月頃 きものに仕立て上がり
※年々生産量を増やし、オリジナル商品展開を拡大していく予定